表示される身元とバウンス先をまず区別する
Fromはメールソフトに表示される差出人情報、Return-Pathはバウンスメールの受信先です。両者が異なるからといって必ずしも不審とは限りませんが、ドメインの関係を説明できる必要があります。
メールヘッダー図解
差出人の表示名は表面的な情報にすぎません。Return-Path、Received、認証結果を順に確認して、申告された身元と実際の配信経路が一致するか見極めましょう。
From: Billing <notice@example.test>Return-Path: <bounce@mailer.test>Received: from mx2.mailer.testMessage-ID: <8f31@mailer.test>Authentication-Results:
spf=pass; dkim=pass; dmarc=passFromはメールソフトに表示される差出人情報、Return-Pathはバウンスメールの受信先です。両者が異なるからといって必ずしも不審とは限りませんが、ドメインの関係を説明できる必要があります。
受信サーバーはそれぞれ記録行を先頭に追加するため、最下部が通常、出発点に最も近い情報です。見慣れない中継、時刻の不自然な飛び、ドメインの不一致は再確認しましょう。
SPFは送信サーバー、DKIMは署名を検証し、DMARCはどちらか一方が表示されるFromのドメインと一致することを求めます。認証に合格しても内容が安全とは限らず、身元の連鎖がより明確になるだけです。
フィールド用語集
各フィールドが答える問いを理解してから証拠を組み合わせ、1つのpassや表示名だけで判断しないようにしましょう。
安全上の注意点
攻撃者も、自分が管理するドメインに完全な認証を設定できます。支払い、パスワードのリセット、添付ファイルのダウンロードを求められたら、メールのボタンを直接使わず、公式サイトを自分で開いて確認してください。